ヤマハが若者向けの小径モデルの電動アシスト自転車「PAS CITY-C」と「PAS CITY-X」の2つの2015年モデルを発売しました。
2つともオシャレなデザインで若い年代に人気の出そうなデザインですがコンセプトは異なります。
では2モデルを比較してみましょう。
目次
PAS CITY-CとPAS CITY-X 2015年モデルの特徴
「PAS CITY-C」と「PAS CITY-X」は、ヤマハの公式サイトで特別サイトを設けるぐらい力を入れている20型の小径モデルです。
共に街乗りや通学にピッタリな見た目ですが、ヤマハの区分けは
- 「PAS CITY-C」女性でも乗り降りしやすくおしゃれなデザイン
- 「PAS CITY-X」スポーティなデザイン性と走行性能を両立したプレミアムモデル
となっています。
電動アシスト自転車の最近のトレンドである「軽量化」にピッタリなモデルで、ヤマハのPASシリーズの中では一番軽い重量です。
ドライブユニットも2014モデルより、容量約16%、重量は約20%軽くなっています。
ヤマハ独自の「S.P.E.C.3」やトリプルセンサーシステム、そしてバッテリーは2つとも8.7Ahですが、互換システムがあります。
通常小径モデルは乗っていて26インチのものと比べると同じ労力でも進まず疲れるイメージがありますが、ペダルを漕ぐ距離が26型並みの走行距離を実現しています。
引用元:ヤマハ公式サイト
そして、フル充電が2.5時間で済んでしまうところは毎朝使う場合には助かります。
そして30分で約35%の充電が可能になりましたので、充電を忘れてしまった!という場合にも安心です。
引用元:ヤマハ公式サイト
デザイン面を比較
PAS CITY-C
PAS CITY-X
まず見比べて分かるのが「PAS CITY-C」「PAS CITY-X」のデザイン面が異なります。
「PAS CITY-C」はフレームが曲線的で、「PAS CITY-X」は直線的です。
曲線的な「PAS CITY-C」は女性に好まれそうなデザインで、「PAS CITY-X」は男性が好みそうです。
フレーム
ほかにもハンドルやフロントホークも直線、曲線にはこだわっています。
ハンドル
タイヤ
そしてタイヤはスポーティーモデルの「PAS CITY-X」はかなり太く作られています。
悪路でも問題ないようになっているので、普段乗る走行路が砂利道や舗装されていない道をとおるなら、「PAS CITY-X」がおすすめです。
カラーリングを比較
カラーバリエーションは、2つのモデルとも全4色です。
■PAS CITY-C
PAS CITY-Cは新カラーが「レッド」「クリスタルホワイト」
2014年からの継続カラーが「カカオ」「マットオリーブ」になっています。
■PAS CITY-X
PAS CITY-Xは新カラーが「リッチグリーン」「エスニックオレンジ」
継続カラーが「クリスタルホワイト」「マットグラファイト」。
特にPAS CITY-Xのエスニックオレンジは人気が出そうなカラーで、このカラーリングが個人的に一番好みです。
走行距離・バッテリー
バッテリー容量は2モデルとも8.7AHですが、走行距離が多少の違いはあります。
PAS CITY-C | PAS CITY-X | |
強モード | 34km | 36km |
標準モード | 43km | 46km |
オートエコ モードプラス |
59km | 59km |
こんな人におすすめ
ヤマハの中で最軽量の20.5kgという軽さの2つのモデルは、軽いという事は小回りも利いて扱いやすいという事です。
フロントバスケットを付けて街乗りや通勤通学にピッタリです。
野暮ったいイメージが全くない電動アシスト自転車です。
見た目がかなりオシャレなので若者向けで男女問わないデザインが人気が出ている理由です。
とにかく軽くてオシャレな電動アシスト自転車に乗りたいという方にはピッタリでしょう。
価格面
価格帯で比較した場合あまり変わりませんが、若干PAS CITY-Cの方が安くなっています。
- PAS CITY-C 109,620円(本体101,500円+消費税8,120円)
- PAS CITY-X 112,860円(本体104,500円+消費税8,360円)
実売価格は2モデルとも10万円前後になっています。
PAS CITY-C 2015モデル
PAS CITY-X 2015モデル